牛乳の成分は、87.4%の水分と12.6%の乳固形分です(七訂日本食品標準成分表2015年版参照)。乳固形分は、3.8%の乳脂肪分と8.8%の無脂乳固形分(乳脂肪以外の固形分)に分けられます。牛乳にはカルシウムやビタミンB2、ビタミンA、良質なたんぱく質などの栄養成分が豊富に含まれています。なお「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」(乳等省令)では、種類別の牛乳は、乳脂肪分3.0%以上、無脂乳固形分(SNF)8.0%以上と規定されています。